超Deep!【Vol.10】鹿児島市天文館「居酒家 花」♪繁華街天文館のDeepな路地裏居酒屋を探索!Vol.10 裏町酒場通り
入ってみたいけどなかなか最初の一歩が難しい!
でも気になる!
Deepな路地裏の居酒屋を開拓していく【Deep天文館★路地裏マップ】!
超ディープな『裏町酒場通り』Vol.10「居酒家 花」さん。
鹿児島市の繁華街 天文館にある、超ディープな『裏町酒場通り』の一角、9軒目として 「居酒家 花」さんにお邪魔しました。
今回は、Deep天文館 探検隊長「晴」(はる) がレポいたします。(´∇`)ノ
Deep探検隊 活動初期から “謎” な店!?
輝く電照看板☆ 開かずのドア★ いったい、いつ開くの~♪
我らDeep探検隊 活動初期から、不思議なお店でした。
通りかかる度いつも、電照看板や店内の灯りは点いているのに、なぜかドアは固く閉ざされ、ノックしても無反応、店内から何も音がしません。
・・・すでに5~6回は訪れましたが、ナゼカいつも、そうなのです。
仲間内での通称『裏町酒場通り』から、通称『路地裏横丁』へ入った1軒目、人気(ひとけ)の無いビル1階。
裏路地的な闇さの漂う通路『路地裏横丁』に面した他の店のドアは、既に荒れかけて何処も営業している様子は見られず、ゴミが溜まっていたり、ボロボロの張り紙が剥げかけていたり・・・。
・・・唯一の“光”に 毎回、メンバーと顔を見合わせては、「いったい、いつ開店・営業しているの!?」ちょっとしたミステリーゾーンで、ゾワゾワ~★p(≧▽≦)q。。。
そんな或る日、ついに突然、その時が訪れました!
東京から、「かごコトアカデミー」コラボナイト参加を兼ねて遠征にやって来た「こっち」隊員との2軒目、いつものようにダメ元でノックした「花」さんの重いドアが、、ナント、開いたのです!
ここは『新宿ゴールデン街』的 オトナの“隠れ家”!?
あるいは、“新鮮な魚料理が美味しい店”なのか!?
「開かずのドアが開く」という思いがけない展開に、狼狽しながら足を踏み入れると・・・、薄暗い店内でカウンター5席の客に向き合ったママさんが煙草くゆらせ、、なんだか『新宿ゴールデン街』(←以前、東京に住んでいたので2~3回行ったことはありますが、まぁなんというか 勝手なイメージw)を思わせる第一印象でした。
「居酒家」というよりも、オトナの隠れ家的な?文壇BAR的な?ナニヤラ頽廃的な~?(そもそも、自称 “居酒家”で、“居酒屋”ではない点にも、何かしら コダワリありげですし。)
手前にいらした常連さんらしき女性が、私たちの顔も見ずに サッと席を空けて、立ち去っていきました。(わわっ。カッコイイ・・・)
お蔭様で腰を落ち着けて、“とりあえずビール”。
は、お店には在庫が無くて今からママさんが買いに行くと言うので、2軒目で既に出来上がりつつあった私たちは、それを引き止めて、屋久島の焼酎「三岳」の水割りを注文しました。
隣のお客さんが食べている料理を覗くと、ナント “お鍋”!? バーカウンターには多少 違和感のある家庭的な魚料理などなど。。
伺えば、ちょうど奥の席にいらした常連さんこそが『釣り名人』らしく、毎度、クーラーボックスに釣果を詰めて持参されている、とのこと。
話しながら早速、ナニヤラ、取り出されました。
さらに、自作した釣り道具を次々と取り出しては、工夫した点や釣りのポイントなど丁寧に教えてくださり、こっち青年も興味津々な様子。
早速、私たちも、おすそ分けいただくことになりワクワクしていたら、“お通し”として出されたのが、ナントも贅沢な “鯛の南蛮漬け” ・・・デカイ!
鹿児島らしい甘すぎる甘酢が、尾頭付き鯛にも、玉ねぎにも良く滲みていて、芋焼酎にもバッチリ合い、美味しく頂きました~♪ (≧▽≦)/
そんなわけで、どんなお通し・お料理が出てくるのかは、常連さんの釣果次第!かと(笑) 2軒目ということもあり、私たちは お通しだけで、お腹いっぱい大満足でした。
消えるビルの、横丁 最後のお店。。。
そんな無常感に浸りつつ、一杯一杯 復一杯。。。
ママさんいわく、「このビルは、あと1~2年で取り壊される予定」だそうで、ビル内の通路=通称『裏路地横丁』に面した各店舗は、それぞれの閉店や休業を機に オーナーさんが次の入居者を入れない方針のため、現在、ここで営業しているのは、「花」さんだけになっているのだとか。
ちなみに、この『祇園会館ビル』は、かなり巨大で、ビルの外側のテナントは現在も営業中です。私たちが『裏町酒場通り』と呼んでいる東側面には、「裏町酒場」さん・「太州ホルモン」さんがあり、逆に 未探検の西側面では、「辛麺屋 藍楽」さん・「とり嘉」さん・「桃源」などが営業されております。(←コチラ側は、今後の探検候補です。)
そして、ビル内の2つの通路の東端に、それぞれ「笑船」「居酒家 花」があります。(文字で表現するとヤヤコシイですネ~。来月発行予定のマップで、あらためてご案内出来る予定です。)
串木野出身のママさんは、ここで営業して25年。
バブル時代には、狭い店内に30人が犇めいて盛り上がったり、昼間から未明までフル回転したり大繁盛。アナウンサーの常連客がいたり、マスコミの取材を次々受けたり~。
誰も歌わないカラオケ(1曲200円)を夜通しかけ続けて、ポンと数万円支払うお客サンや、会社の経費で通い詰める景気の良いお客様などなど、異世界の夢のような昔話に花が咲きました。
お店を出て、振り返った一角には、神棚が。。かつては、それぞれの店主たちが、開店前に拍手(かしわで)を打って「商売繁盛」や「安全祈願」を念じていたのかも・・・。
* * * * *
そういえば、開かずのドアの “秘密” 、、、ママさんからは教えてもらえなかったケド、ひょんなことで 或る方から、ヒントを チラリ☆(^.^)b
・・・お客さんが来そうにも無い風向きだと、ママさんは、フラリ近所の何処かへ出陣しているらしいのです。そして、ソロソロ お客さんが来そうな頃合いをみて、フラリと店に戻っていらっしゃるのだとか。
ハテサテ、ご出陣先では、売上額を積み上げて補填していらっしゃるのか? あるいは、散財していらっしゃるのか?
・・・最後に、釣り名人サンとノリノリ3人で撮った楽しい思い出スナップは、このブログでは秘めておきますね☆
<探検メモ>
・滞在時間:22時過ぎ〜23時過ぎの1時間ほど
・お会計:1人 2000円
(お通し=鯛の南蛮漬け×各1皿+焼酎 = 水割り 数杯ずつ)
◆ 居酒家 花 (いざかや はな)
・定休日・営業時間:不定(開いてたら ラッキー!)
・客単価:¥2,000~
・カウンターのみ 5席
(繁盛時は30人入ったという武勇伝アリ)
◎ 酒肴は新鮮な魚中心!メニューは常連さんの釣果次第♪
◎ 串木野出身の気さくなママとの会話も昔話も楽し~♪
◎ まさに古き良きDeepな天文館を満喫出来ます♪
ぜひ、気軽に足を運んでみてくださいね〜(^.^)♬
さあて、次はどの路地裏居酒屋を開拓しようかなぁ♪
次の投稿をお楽しみに~!
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<これまでの探検リスト>
01=「飲来猫」(のらねこ)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/noraneko
02=「じゅん」
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/jun
03=「島心」(しまごころ)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/shimagokoro
04=「夢源」(むげん)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/mugen
05=「まり幸」(まりこう)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/marikou
06=「太州ホルモン」(たいしゅうほるもん)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/futosyuu
07=「焼酎ストリート2019」
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/shochu-street
08=「裏町酒場」(うらまちさかば)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/uramachisakaba
09=「笑船」(しょうせん)
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/shousen
10=「居酒家 花」
https://deep-tenmachi.hatenablog.com/entry/hana
<これまでの探検路地裏>
01=新宿街(5軒)
02=裏町酒場通り(4軒)
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